被害者遺族として日本の司法に求めること

もう一度裁判員制度を考える

被害者遺族として日本の司法に求めること

6月6日 (土曜) 午後 2 時~4時半

岡山カトリック教会岡山市北区天神町6-27 

主催: Ocean-被害者と加害者の出会いを考える会-


共催

岡山カトリック教会平和共生委員会

岡山 星野文昭さんを救う会

アムネスティ倉敷グループ

ハンドインハンド岡山/岡山草の根市民センター

アムネスティ岡山グループ


1.原田正治さんのこれまでの軌跡-ビデオ上映

2.原田正治さん講演

 「被害者遺族として裁判員制度を考える日本の司法に望むこと」

3.弁護士 東隆司さんのお話

弟を殺された被害者遺族として、日本の司法制度の在り方について発言を続けてきた原田正治さん。「被害者の癒し・加害者の償いとは何か?を考えたい」とOcean(オーシャン)という団体も立ち上げました。今回は、このたび導入された裁判員制度の問題点について、原田正治さんの意見を聞きます。


o 岡山駅より 徒歩 約20分

o 岡山駅より タクシー 約5分

o 岡山駅前電停より 路面電車・東山行き 城下電停下車 徒歩約5

資料代:500円


6月7日(日曜日)午前11時~12時半

倉敷カトリック教会

岡山県倉敷市昭和2-1-62  JR山陽本線倉敷駅下車徒歩約5分

山陽自動車道倉敷ICより倉敷駅方向へ駅から5番目の信号(平松建材前)を右折。

参加費無料 


主催

Ocean-被害者と加害者の出会いを考える会

共催

カトリック岡山・鳥取地区平和推進チーム

ハンドインハンド岡山

お問い合わせは:090-2414-8409(柳下 ヤギシタ)まで。


弟を殺された被害者遺族として、日本の司法制度の在り方について発言を続けてきた原田正治さん。「被害者の癒し・加害者の償いとは何か?を考えたい」とOcean(オーシャン)という団体も立ち上げました。今回は、このたび導入された裁判員制度の問題点について、原田正治さんの意見を聞き、みなさんと裁判員制度について語り合いたい。


スタッフの観想

原田さんの講演会を終えて

「もう一度裁判員制度を考える」と題する講演会でもあり、被害者参加制度や死刑求刑事件の評決などの問題点について突っこんだ議論が交わされることが期待されましたが、マスコミも参加者も「犯罪被害者遺族の訴え」ということに重点を置き過ぎたきらいがあったことは残念でした。

しかし、飛び入り参加された被害者家族Oさんの飾り気の無い率直な発言は、参加者に強烈にアピールしたのではないかと思います。

なお、岡山に次いで倉敷でも参加者と膝を交えて懇談する形式で小規模の集まりが持たれましたが、参加者の生の声が聞けるこのような集まりのほうが原田さんの思いを伝える場としてふさわしい気がしました。

いずれにしても、「生きてこそ 償える 癒される」という原田さんの訴えを肉声で聞いて、「処刑は儚い。赦しは重く、そして、強い。」というルワンダ虐殺の際のルワマシラボ博士の発言を思いおこし、おのれの“苦悩容量”をこえる巨きな悩みや悲しみをわれわれは無意識に<なかったこと>にしてしまう傾向がある(「犬と日常と絞首刑」辺見庸)中での、世間に足場をとられない原田さんの活動のすごさを思い知らされました。原田さんやOceanの活動が広く認知されるよう願っています。

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